「お彼岸って何?」と、子供に聞かれて、ドキッとすることはありませんか?
私はつい先日、そんな経験をしちゃいました。「えー・・・お墓参りに行くんだよ!」と言うと、「何で行くの?」と聞かれ、固まってしまいました。
アラサーにもなるので、社会常識を知っておかねば!そして、子供に分かりやすく説明するにはどうしたらいいのかと、お彼岸について調べてみました。
- 春のお彼岸2018年!期間はいつ?
- 春のお彼岸2018年!お供え物のお菓子は?
- 春のお彼岸2018年!お菓子や手土産のおすすめは?
春のお彼岸2018年!期間はいつ?
お彼岸の期間は、春分の日を中日として前後3日間を合わせた7日間になります。
年 | 彼岸入り | 中日(春分の日) | 彼岸明け |
---|---|---|---|
2018年 平成30年 |
3月18日(日) | 3月21日(水) | 3月24日(土) |
3月18日日曜日から3月24日土曜日までが、2018年の春のお彼岸ということになります。
お彼岸とは?
春と秋との2回あり、春分・秋分の日を中日(ちゅうにち)とし、前後3日を合わせた7日間のことで、ご先祖さまや自然に感謝をささげる仏道精進の期間で日本独自の仏教行事です。
お彼岸にはお寺の法要やお墓参りに行き、今ある生命を繋いでくれた御先祖様へ思いをはせ、感謝をささげます。
「彼岸」の語源は、サンスクリット語「パーラミター(波羅蜜多)」の漢訳語「到彼岸」からきているようで、悟りの世界の「彼岸」へ到達するために、「六波羅蜜」(布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧という六つの徳)の修行を行ない、彼岸はその修行をするための期間でもああるそうです。
うーん、仏教のお話なので、難しいですよね。
とっても簡単に解釈すると、お彼岸を期に、自分を見つめ直すということなのかな?と思いました。
暦の上では、「春分の日」というのは、世界各地の古代文化では「始まり」を意味し、一年の中で最も重要な日だとされていますよね。そこで内観・内省をして、気分一新するといったところでしょうか。
何をしたらいいの?
これをしないといけないという決まりはありませんが、御先祖を思って、お墓参りへ行ってお墓を綺麗にしたり、仏具の手入れをしたり、親戚で集まったりと、「縁」を大切に思って行動するということが大事なのではないかと思います。
やはり肉体ある人間ですから、「行動する」ということは、現実を動かすという意味でとても大切なことだと思います。
お供え物はいつまで?
お彼岸の中日(ちゅうにち)までお供えします。それ以降は食べてしまいますので、日持ちしない食べ物はあまり好ましくないようですね。
持ち物は?
- お線香
- ろうそく
- ライター
- お花
- お供物 (お菓子や果物、故人の好きだったもの等)
墓参り用ライターで、こんなものがありました。便利なものがあるんですね!
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お彼岸ライターなるのもがあるなんて、さすが日本はきめ細かい!
春のお彼岸2018年!お供え物のお菓子は?
お彼岸のお菓子の定番は、おはぎ、ぼたもち、落雁など和菓子が定番とされています。仏事ですから、洋菓子はNGというところもあるようです。なぜなら、洋菓子に使われる牛乳やバターなど動物性のものは、仏教ではあまりふさわしくないとか・・・。
確かに、お葬式で革製品は殺生を意味するので避けるということと同じでしょうか。
そこまで厳格なお家でなければ、洋菓子のほうが子供達が喜びそうですね!でも生菓子は気をつけたほうが良さそう。
そもそも、おはぎとぼたもちって、同じじゃないの?と思って調べてみましたら、別物でした。
- ぼたもち→牡丹餅 (春) こし餡
- おはぎ→お萩 (秋)つぶ餡
小豆は日本古来からあり、赤色が魔除けの力があるといわれており、小豆は祝の席や儀式の際にはお赤飯や砂糖をまぜてあんこにして捧げられてきたのだそうです。
お餅には五穀豊穣を、小豆には魔除けの意味を込めてぼたもちやおはぎにして、ご先祖様に捧げたり、健康祈願にしていという由来があるようです。
春のお彼岸2018年!お菓子や手土産のおすすめは?
意味や由来から考えると、ベストは和菓子であんこを使ったものが間違いないのではないでしょうか?
例えば、新婚さんで、初めて旦那様の実家のお彼岸へと手土産に持っていくには、そのようなものがいいですね!
羊羹
やはり王道の「とらやの羊羹」は、どんな田舎のおばあちゃんでも知っている、老舗有名ブランド!
手土産では絶対外さない(会社関連でも)オールマイティーな安心ブランドです♪
こちらもとらやの羊羹の定番です♪
発酵さしすせそ羊羹五季これはとても綺麗ですね!これも羊羹なんですって!
五勝手屋羊かん(丸缶)子供達と切って食べたら楽しそう♪
落雁・干菓子
銀座菊廼舎
登録商標 冨貴寄 江戸みやげ これは女子ならおばあちゃんもきっとテンション上がるはず!
落雁諸江屋
わび タンス小 愛らしい干菓子のタンス箱。
まとめ
■春のお彼岸2018年!期間はいつ?
→3月18日日曜日から3月24日土曜日まで
■春のお彼岸2018年!お供え物のお菓子は?
→小豆を使うお菓子は、日本の伝統文化です!
■春のお彼岸2018年!お菓子や手土産のおすすめは?
→羊羹や落雁・お干菓子などがおすすめ!美しいものがたくさんあります!
いかがでしたか?和菓子は本当に美しくて芸術品のようですね!羊羹といっても、これだけデザイン性のあるものもあるのが驚きですよね!
和菓子はヘルシーだし、小豆は美容と健康にも良いので、もっと若い人に食べてもらいたいな~と思います♪