今年のボジョレーヌーボーの出来はどうなのでしょうか?
100年に一度の出来栄え?
50年に一度の出来栄え?
今世紀最高?
それとも最悪の年?
この衝撃的なキャッチコピーを楽しむのも、ボジョレーヌーボーに
注目が集まる理由なのだと思います。
ワイン愛好家にとっては話しの種だったり、飲み会の口実だったり
ワインを飲まない人でも、テレビのニュースなど見ていると、自然と目や耳に入ってくるかもしれません。
ヌーボーというのは「新酒」という意味です。
生産量の40%近くが日本に出荷されているようですが、日本人どれだけ好きなんだ!と驚いてしまいますよね。
やはり日本人は新しいもの好きなのでしょうか?
2017年のボジョレーヌーボーの評価や出来は?
ボジョレーという生産地区は、縦長のブルゴーニュ地方の最南端に当たります。
このヌーボーという新酒の具合で、その年の気候でどのようなワインになったのかを計る、試飲用のワインになります。
ということは、収穫してすぐ出来上がるように、熟成期間も最短で、このボジョレーヌーボーでしか使わないガメイ種というブドウを使います。、
毎年キャッチコピーが発表されて、その一文でだいたい味の予想が出来るというもの。
今年はまだ発表されていませんが、このキャッチコピーがいつも面白いんですよ!
ここ最近のコピーはこちら
- 2012 ボジョレー史上最悪の不作
- 2013 みずみずしさが感じられる素晴らしい品質
- 2014 2009年の50年に一度のできを超える味わい
- 2015 今世紀で最高の出来
- 2016 エレガントで酸味と果実味のバランスがとれた上品な味わい
なかなか刺激的なことが書いてありますね!
2017年は昨年に続き、今年も冷害があったようなので気になるところですが、2016はエレガントで上品だという評価がされています。
ブドウの実は、過酷な条件ほど生命力を発揮して美味しくなると聞いたことがありますので、今年も頑張ってくれることを祈って!乾杯!(え?)
2017年の日本の解禁日は?
毎年11月の第三木曜日に当たる日なので、今年は11月16日木曜日の午前0時になります。
一番乗り好きな人たちは、この0時にお店でボジョレーパーティーやっている映像がニュースなどで放送されますね。
ということは0時前にはワインは到着しているはずなので、早めに抜栓することも出来てしまいますが、同じ条件下で開けるというルール決めがあるので、皆さん厳守されているようです。
■飲んでガッカリしないためにやるべきこと
よく、「ワインは常温で」という間違った常識が横行していますが、
あれは昔のフランスでの常識でして、暑い日本でやったらいけません。不味く感じて当然です。
フランスのパリでさえ、緯度は北海道よりも北に位置し、樺太付近になりますので、とても寒いのです。
だから石造りの家に常温で置いておいても良いということです。
美味しいボジョレーヌーボーを飲みたいなら、クリュボジョレーやボジョレーヴィラージュというワンランク上のものをおすすめします!
まとめ
・ボジョレーヌーボー2017年の日本の解禁日は、11月16日木曜日の午前0時です。
・ボジョレーヌーボー2017年の評価や出来栄えは、まだ未発表ですが、冷害の影響が少ないことを祈って、キャッチコピーの発表を待ってみましょう。
ボジョレーのような早飲みタイプは、冷やしたほうが美味しくなりますので買ってきたら、冷蔵庫に小一時間ほど入れておきましょう!
新酒でガメイ種なので、赤ワインの濃厚さは期待出来ません。おやつのぶどうジュース感覚でサクッといただきましょう。
軽いチーズやナッツなどのスナック類はよく合います。お料理も、ピザとかスパゲッティとかそんな感じです。
この品種特有のイチゴミルクのような香りを堪能し、カジュアルに気楽に飲むのが、このワインを楽しむためのコツでしょう!
★10/28追記です。
今年2017のキャッチコピーは「美しい凝縮感と豊かな香りを備えた秀逸な仕上がりが期待される、有望なヴィンテージ」に決まったそうです。
中の上といったところでしょうか。今年は天気に恵まれて美味しくなったそうですね。
わたくしゴトですが、今年の収穫前に友人がブルゴーニュ方面に行っていたので、話を聞いたらヒョウが降ったりしてさんざんだったらしいよ。と言っていましたが、ボジョレーは無事だったということですね!良かったですね~^^