ハロウィン発祥の国や本来の目的は?経済効果はクリスマスと比べてどれ位?

 

ハロウィンってアメリカの文化風習かなと思っていたのですが、実は発祥の国は違うってご存知ですか?

そもそもいつ頃日本に入ってきて、火付け役は誰?って素朴な疑問が浮かびました。日本でのハロウィンも年々加熱気味で、その経済効果はどれ位?クリスマスに比べると、どうなのでしょうか?

色々気になったので、調べてみました!

  • ハロウィン発祥の国
    • 日本での火付け役?
  • ハロウィンの本来の目的は?
  • ハロウィンの経済効果はクリスマスと比べると?
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ハロウィン発祥の国

ハロウィンは毎年10月31日に行われますが、今年は水曜日にあたりますが、渋谷をはじめとしたお祭り騒ぎになるでしょう!特に、アメリカやカナダの盛り上がり度は高く、アメリカ発祥なんじゃないかなーと思っている人も多いようですが、実は違います。

発祥地はアイルランドになります。

アイルランドの古代ケルト人が起源だと考えられていて、古代ケルト人の宗教は自然崇拝の多神教であり、ドルイドと呼ばれる神官がそれを司り、占いをしたり、生活面でも指導していたそうでう。

輪廻転生と霊魂の不滅を信じ、主神を中心に自然に神が宿るとする自然神を崇拝していたそうです。

日本での火付け役は?

日本では1970年代から、原宿のキディランドで外国のお祭りという感じで、グッズ販売など行われていたようで、1980年代からパレードが始まりました。

その時のイベント名は「原宿表参道ハローハロウィーンパンプキンパレード」と言ったそうです。

当時は外国人が参加する、「海外のお祭り」的な位置づけで認知度も低かったそうですが、1990年代に東京ディズニーランドでイベントが行われ、知名度が上がっていったと言われています。

ハロウィンの本来の目的は?

この古代ケルト人のドルイド教というのが、調べると恐ろしいことばかり出てきます。ドルイド教の儀式で、ハロウィンというのはハウィン祭という死神祭だったそうで、一番重要な儀式とされていて、悪魔崇拝のため人間の生贄を捧げる儀式だったそうです。

この生贄の儀式で、あの世にいる霊たちがたくさん帰ってくると信じられていたという話ですが、まるで「お盆」のようですね。

お盆のお供え物が人間の生贄ってことじゃないですか…かなりヤバイ、奇祭じゃないですか。

キリスト教の考え方として、あの世の霊魂たちが好きに帰ってくるとかという教えはないし、神に対する考え方が根本的に違いますので、ハロウィンは異教徒の俗っぽいお祭りエンターテイメントとされています。

ちなみにロシアの東方正教会は、ハロウィンを「死のカルト」と批判していて、子どもたちに有害認定しています。

ですので、欧州よりはアメリカに渡って根付き、いつしかお祭り騒ぎになるようになったそうです。そこで、秋の収穫を祝ったり悪霊退散のためのお祭りということに、いつの間にかすり替わっています。

ハロウィンは実はオカルト的な発祥だったのが、驚きますね。今や、オカルトマニアの格好のネタにもなっているところが凄いです。

今は単なる仮装パーティーの日ですからね・・・しかし、生贄になった人のことを考えると、複雑な思いです。

私自身も学生時代からハロウィンパーティーって普通にありましたし、今や六本木あたりでケンタウルスとか、手のこんだ仮装にすれ違っても、驚かなくなりました。(さすがに「びんぼっちゃま」の仮装で、スーツの前身ごろしかない人を見た時は驚きましたが!)

この日は渋谷と六本木に用事を入れたり、うっかり行かないようにしています。

それだけ日本にもすっかり根付いた感がありますが、渋谷のバカ騒ぎでゴミが散乱とか、人に迷惑掛けるのだけは止めてほしいと思います。

ハロウィンの経済効果はクリスマスと比べると?

クリスマスの経済効果はやはりダントツトップで、2015年には6740億円という数値のデータがあります。

ハロウィンはそれほどではありませんが、2016年はバレンタインを抜いたということが分かりました。

だいたい、イベント事の経済効果はどれ位かというと、2015年のデータを参考にしてみると

  • ホワイトデー:730億円
  • バレンタイン:1080億円
  • ハロウィン:1220億円
  • クリスマス:6740億円

ということが分かります。ホワイトデー少ないですね~。ちゃんとお返ししてるのでしょうか?これはもうちょっとくらい盛り上がってほしいですよね!

ハロウィンはクリスマスに追いつきこそしませんが、バレンタイン超えというのはかなりの規模だということが分かります。

2016年のハロウィンで消費する費用は、日本の人口で割ると国民一人当たり約1000円だそうで、全身を仮装する人の平均消費額は12341円ということで、仮装する人々が底上げしているということでしょうか。

個人的には仮装ごときに一万円とか、有り得ない金額です…。一部のパリピがかなり釣り上げてるといった感じでしょうか?

田舎の高齢者とかも全然関係ないだろうなと思いましたが、実は高齢者デイサービスとかで10月のイベントとしてあったような気がします。

そう考えると、日本で根付いてきた理由として、秋のイベントがなかったということから年々盛り上がって来ているんじゃないかなと思いました。

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開放的なパーティーイベントとして(発祥や由来はそうじゃないけど)、これと言った行事のない秋にはもってこいだったのかもしれませんね。

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まとめ

■ハロウィン発祥の国

→アイルランド

■日本での火付け役は?

→キディランドと言われている

■ハロウィンの本来の目的は?

→ドルイド教の悪魔儀式と言われている

■ハロウィンの経済効果はクリスマスと比べるとどれ位?

→ざっくり5分の1程度だが、2016年にはバレンタインを抜きました!

いかがでしたでしょうか。ハロウィンの発祥は、調べれば調べるほど、ヤバイお祭りだったということが分かりました。怖すぎて全てはご紹介しきれませんが、そのような経緯もあるということを、頭の片隅にでも置いておいた方が良いような気がします。

よく考えたら、枯れ木にコウモリとか、かぼちゃのオバケ(ジャック・オー・ランタン)とかって、全くもって馴染みのないものですし、全然怖くないし、キモ可愛いとも思えませんが、お化け屋敷感覚で子供たちにはウケるというのも分かります。

お菓子がたくさん貰えるイベントなので、お菓子好きの子にはたまりませんよね!大人は子供のサポートくらいでちょうどいいんじゃないかなーと思います。

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