東京の夏の風物詩・入谷朝顔市で有名な入谷鬼子母神・いりやきしもじん(真源寺・しんげんじ)では、なかなか御朱印がもらえない!?と噂があると聞きました。
おまけにもらえる時間ともらえない時間があるとか!?
そんな中、朝顔市限定のご朱印はある!という噂まで出ているので、本当はどうなのか気になりますよね!!
せっかく行って貰えないでは、悲しすぎです。
ということで、朝顔市限定の御朱印があるとかという噂の検証と御朱印がもえらない時間帯があるらしいという噂の検証をしてみましたよ。
そして、もう一つ気になるといえば、朝顔市限定の可愛いお守りです!
朝顔がついている可愛いお守りのご紹介もしますね♪
- 入谷鬼子母神(真源寺)の見どころは?
- 入谷鬼子母神(真源寺)は御朱印もらえない?
- 入谷鬼子母神(真源寺)の朝顔のお守りが可愛い!
入谷鬼子母神(真源寺)の見どころは?
出典:入谷朝顔まつり
入谷鬼子母神(いりやきしもじん)は、正式名称は真源寺(しんげんじ)といいます。
「入谷鬼子母神」と「神」という字があるので、神社と思ってしまう方もいるようですがお寺ですよ。
鬼子母神(きしもじん)と福禄寿(ふくろくじゅ)でお馴染みなお寺です。
7月の七夕の頃に朝顔市が開かれることで有名ですよね!
真源寺本堂の柱の意匠が朝顔なのですが、細かいところまでおしゃれなのでチェックしてみてくださいね。
江戸時代に流行った大田南畝(おおた なんぽ)の狂歌「おそれ入りやの鬼子母神(きしもじん)」という駄洒落(だじゃれ)の場所でもありますよ。
「おそれいりやした!」(^o^)
御朱印に「おそれ入谷の鬼子母神(きしもじん)」の印が押してあるのですが、その洒落っけに完敗ですね♪
入谷鬼子母神(真源寺)は、石造の山門の奥に木造の本堂が立っています。
入ってすぐ右手には、下谷七福神の福禄寿が祀られています。
日融上人により1659年(万治2年)に開山された当時より鬼子母神(きしもじん)を祀っています。
「安産・子育ての神」として、また信仰する人の守護神として縁結びのご利益や家族の健康安全の御利益があるということで今でも信仰を集めていますね。
ちなみに鬼子母神(きしもじん)は、インド仏教上の女神の一人です。
最初は子供を奪って食べるなどして、とても凶暴であったため、お釈迦様が鬼子母神(きしもじん)の末子をお隠しになり、鬼子母神に子供を失う悲しみを与えて改心させました。
それ以後、安産・子育ての守護神として信仰されるようになったのです。
優しい子育ての鬼のため、鬼子母神(きしもじん)の「鬼」の字は、角(つの)のない字になっています。
そして、境内の入り口左手には、鬼子母神(きしもじん)が人の子の代わりに食べたと言うザクロの木が有ります。
下谷七福神の福禄寿(ふくろくじゅ)を祀ってある「福禄寿堂(ふくろくじゅどう)」もすごく立派です!
50㎝くらいの大きな顔をした福禄寿が祀られています。
お寺の絵馬の絵柄は、福禄寿(ふくろくじゅ)ですよ!
ちなみに福禄寿(ふくろくじゅ)とは、七福神の一神です。
福,禄,寿の3徳をそなえるともいわれおり、中国では南極老人星の化身ともいわれています。
こじんまりとした境内ですが、地元の方々に愛され続けており綺麗に整備されています。
日比谷線・入谷駅から徒歩1分の駅近なので、是非足を運んでみてくださいね♪
■入谷鬼子母神(真源寺)
東京都台東区下谷1丁目12−16
電話: 03-3841-2569
入谷鬼子母神(真源寺)は御朱印もらえない?
結論からいいますと、御朱印はもらえます。
直接その場で書いてくれるのではなくて、既に紙に書いている「書置き」をお渡ししています。
そして、朝顔祭り限定の御朱印はないです。
他の日にいただいたものと比較しましたが、同じでした。
御朱印をもらえなかったというのは、「書置き」の在庫がなかったのも理由の一つなのでは!?と推測します。
小さなお寺さんは、お祭り以外の通常時は、お昼休みの時間帯や法事で不在中、本堂で法要などをしていると対応してもらえないこともあります。
「今年の一月でもう辞めました」と断られました方がいるようですが、直接その場で書いてあげるのを辞めたということなのでは!?と推測しますがどうでしょう。
「書置きのご朱印をいただいた!」というつい最近のSNSの書き込みと写真をみかけましたので、絶対にもらえないということはないです。
そして、知っていおきたいことですが、お寺により「御朱印」を「御首題(ごしゅだい)」と呼ぶ宗派(日蓮宗)もあります。
ご朱印をやってない宗派(浄土真宗)もあります。
なので、まず「御朱印帳」を「御首題帳(ごしゅだい)」をわけておくことをおすすめします。
こだわらないご住職もいらしゃいますが、ここはきちんとしておいたほうが賢明です。
さらに、神社とお寺のものを分けておいたほうがより確実です。
ちなみに、入谷鬼子母神(真源寺)は、御朱印ですので「御朱印帳」をお持ちください。
御首題帳(ごしゅだい)をお持ちになられて断られた方がいました。
それよりもっと大事なこと、御朱印をいただくマナーがあるのをご存知ですか?
昨今のご朱印ブームで、スタンプラリーのように軽い気持ちで書いてもらう方も多いというのを聞きます。
御朱印は「納経印(のうきょういん)」ともいうのですが、お寺へお参りした後、お経を納めた証しで押されたのが「御朱印」なのです。
ですので、ご本尊にお参りした後に御朱印をいただくという順番を忘れないでくださいね!
入谷鬼子母神(真源寺)の朝顔のお守りが可愛い!
入谷鬼子母神(真源寺)では、朝顔市限定で授与される朝顔のお守りが可愛いと話題になっていますよ!
ひとつずつ趣きがある手作り風の可愛らしい朝顔の造花がついたお守りです。
大小2種類あって、色は、年によって青(水色)と紫と赤(ピンク)の3~4色です。
「身體健全(しんたいけんぜん)」お札が付いていました。
心身が健やかであることを祈祷されたお守りたちですね。
小さいほうは、ピンがついているのでかんざしやヘアピンにも出来そうですよ!!
浴衣で出かけて、その場で髪にさすのも粋ですよね。
お守りを渡してくれる時に、火打石を打って念仏を唱えてくださいます。
なんとも嬉しい特典つきですね。
大きいのは800円で、小さいのは500円です。
色でご利益をわけているわけではないですが、色についてちょっと気になったので調べてみましたよ。
青は、平和やコミュニケーションを円滑にする意味らしいです。
紫は癒しの色で、赤やピンクは愛情の色のようです。
私が選ぶのなら、やっぱり愛情の赤(ピンク)が欲しいです!
といっても、お守りは色別でご利益をわけているわけではないから、話のネタにでも使ってくださいね。
あまりの可愛さにお土産にも喜ばれると人気ですし、私の友人たちも絶賛しているので、可愛い朝顔の御守りも是非手にしてみて下さいね。
私も、お世話になっている人たちへお土産にしようと思っていますよ!
まとめ
■入谷鬼子母神(真源寺)の見どころは?
→7月6,7,8日に行われる入谷朝顔祭りが盛大に行われ、東京の夏の風物詩ともなっています。
「安産・子育ての神」の鬼子母神(きしもじん)と、七福神の一神である福禄寿(ふくろくじゅ)にお参りしてくださいね。
■入谷鬼子母神(真源寺)は御朱印もらえない?
→既に紙に書いてある「書置き」をもらえます。ただし、お昼休みなど対応していない時間帯もあります。
■入谷鬼子母神(真源寺)の朝顔のお守りが可愛い!
→朝顔市限定のお守りです。大小2種類あって、赤(ピンク)、青、紫の3~4色あります。大:800円、小:500円です。お土産にも人気です!
朝顔の可愛い御守りや、御朱印に「おそれ入谷の鬼子母神(きしもじん)」の印が押してあったり、沢山の人に喜んでもらえる工夫が随所に感じられるお寺さんです。長い間、地元の方に愛され続けてきたというのも素敵ですよね。
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可愛いお守りって、プレゼントにも良さそうですね!