七夕の短冊、色によって意味が違うのをご存知ですか?
色の意味を知り、色の助けを借りてちゃっかり願いを叶えていきたいですよね。
色に合った願い事の書き方を知りたくないですか?
具体例をあげてご案内しますね♪
昨今では、ショッピングモール等に七夕飾りがあって、自由に願い事を書いたりできますが、その短冊の中に「面白い願い事があったりする」とSNSで話題になっていますよ!
思わずぷっと吹いてしまうものや、お子様の可愛らしい感性を感じるもの、シュールなもの、切実すぎるもの、とってもアートなもの等、見ていると楽しくなるものが沢山です♪
SNSで話題になっている面白い願い事も少しだけ掲載しますね。
そして七夕飾り、特に短冊は子供たちが一生懸命に願いを書いたものなので、処分してしまうなんて申し訳ない気持ちになりませんか?
七夕の飾りや短冊はどういうふうに処理するのが適切なのかもご案内しますね。
- 七夕の短冊☆色の意味や由来は?
- 七夕の短冊☆願い事の書き方や作り方
- 七夕の短冊☆処理のする5つの方法
七夕の短冊☆色の意味や由来は?
「七夕」は、織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)が天の川を超えて、一年に一度だけ会うことのできる日ととして知られていますよね。
なんだかロマンチックな日ですが、七夕の日に短冊に願い事を書いて笹竹につるすと願いがかなうとも言われます。
七夕の由来は?
中国には、牽牛星(けんぎゅうせい)と織女星(しょくじょせい)の伝説、そして女性の裁縫の上達を願う乞巧奠(きこうでん)という風習がありました。
中国の伝説と風習、そして日本古来の「棚機つ女(たなばたつめ)」の信仰が習合して「七夕」とされています。
「棚機つ女(たなばたつめ)」の信仰とは?
7月7日、けがれを知らない乙女が、不浄とされる地から離れた高い柱の上のこもり小屋で機(はた)を織りながら神を迎えます。共に一夜をすごし神を慰めていました。その翌日神が帰るまで、村人は川で禊(みそぎ)を行い、神に穢れ(けがれ)を持ち去ってもらっていました。
日本では、七夕の日に宮中で「五色の糸や布」を供えたり和歌を詠んだりする行事がありました。
それが江戸時代になって庶民にまで普及すると、笹竹に「五色の短冊や糸」で飾りたてたりするようになったのです。
また、女性が機織が上手になることを願って笹竹に五色の糸を飾っていたともいわれています。
七夕の短冊の色の意味は?
七夕の短冊の色は、中国の陰陽五行説に由来し「赤・青・黄・白・黒」の五色となっています。
今では、黒のかわりに紫が使われます。青は緑も含みます。
さらに、陰陽五行説とはどういったものなのでしょうか?
宇宙そのもの森羅万象は、5つの元素で成り立つとする思想です。
五元素は、「木(もく)・火(か)・土(ど)・金(ごん)・水(すい)」なのですが、この5つの元素に色のほか、方位や季節、惑星、時間、内臓、十二支、徳目などが当てはめられています。
具体的には、「青:木、仁、東、春」、「赤:火、礼、南、夏」、「黄:土、信、中央、土用」、「白:金、義、西、秋」、「黒=水、智、北、冬」といったものを象徴しています。
この陰陽五行説、漢方や最近流行っているマクロビや薬膳料理などでなんとなく聞いたりしますよね。
小さな短冊から大きな宇宙にまで広がっていきましたよ!こんな深い意味があったなんて驚きです!!
おまけに「7」という数字が重なる日ですから、大きなエネルギーが動いて願い事が叶いやすかったりするのでしょうね。
七夕の短冊☆願い事の書き方や作り方
七夕の短冊には、叶えたい夢や欲しいもの、やりたいことやなりたい職業等さまざまなお願い事を書きますよね。
短冊の色には意味があるので、色別に願い事を書きわけて、たくさん願い事を叶えていきましょう!
願い事を書く際のポイントですが、「~なりますように」というまだなっていない状態で書くのではなく、すでに叶っている現在形か過去形で書くとより潜在意識に響いて叶いやすくなりますよ!
ついでに、叶った自分をイメージして嬉しい気持ちをしっかり感じながら書くとよりよいです。
では、色別の願い事の例をみていきましょう。
◆青・緑
「徳」でいうと、『仁』です。これは、人間的な魅力の向上となります。自分自身の成長に関わることを書くとよいです。
◆赤
「徳」でいうと、『礼』です。ご先祖様や両親への感謝の気持ちを表して書くとよいですね。両親の健康のお願いなどですね。
◆黄
「徳」でいうと、『信』です。人を信じるということで人間関係に関することを書いてくださいね。恋愛や家族関係、ビジネスパートナー等がいいですね。親友を作るや信頼できるパートナーを作る。彼氏ができる、結婚できるなどですね。
◆白
「徳」でいうと、『義』です。決まり事を守る、忠義の義です。誓うこと、守ることを書くとよいです。早寝早起きするや暴飲暴食しないや禁煙するや毎日〇〇する等ですね。
◆紫・黒
「徳」でいうと、『智』です。学業に関連することでお願いするとよいですよ。受験の合格や成績アップ、資格取得などですね。
ハート型の短冊の作り方
ハートの可愛い短冊の作り方のご紹介です。
折り紙で簡単に作れますので、お子様と一緒に作ってみてくださいね♪
3分ほどの動画です。
面白い願い事!
SNSで話題になっている面白いお願い事のご紹介です!どんなお願い事がお気に入りですか?
- 「~なれますように」「~になりたい」
- ぎょうざになりたいです。おねがいします。
- サイゼリアになれますように
- かっこいいカマキリになりたい!
- ラジオ体操になりたい
- ダイソンのような吸引力のある男になれますように
- おじいちゃんが、かえるになりますように
- 駅の短冊で会話をしている人もいましたよ!
- 「あなたがあの時の・・・」
- 「私がガンダムだ!」
- 「貴様はガンダムではない」
- 「ガンダムになりたい!」
- わけがわからない(よくわからない文字を並べている)
- ああああああああwwwwwwwww
- アート系のもの(写真でみると感動です!)
- 短冊を切り絵にしたもの
- イラストがうまいもの
- 突っ込まざるをえないもの
- 浮気がよめにばれないように
- 彼氏100人欲しい
- 彼氏とらぶらぶでいられますように。あっいなかった。
- これを見た人のサンダルと足の間に砂が入りますように
- 切実なもの
- 白米が欲しい
- 下痢が止まれ
- 愛してほしい
- 調停にて離婚成立
私は「おじいちゃんが、かえるになりますように」をみて噴き出しました(笑)どういう意味だろう!?けど、笑える(^▽^)
あと、これです!「これを見た人のサンダルと足の間に砂が入りますように」思わず自分の足元を見てしまいますよね!
七夕の短冊☆処理する5つの方法
綺麗に飾りつけをした七夕飾りや短冊の処理はどうしたらよいのか悩みますよね!七夕飾りは、6日の夜に飾りつけをして7日の夜には撤収するのが基本となっています。あっという間のイベントです。
本来、竹や笹は、古来より神事で使われている神聖なものなのです。笹や竹は日本古来より、多くの神事で使われています。なので、神社によっては行事の一つとして七夕飾りのお焚き上げをしているところもあります。
では、どういう処理の仕方があるのでしょうか?ここでは、5つほどご提案しますね。
1.神社に持参してお焚き上げしてもらう
幼稚園など大きな七夕飾りをするところは、予め神社にお願いするところもあります。
但し、予め神社にご相談してからお持ちくださいね。
2.可燃ごみの日に燃えるごみとして出す
このやり方が現代では一番お手軽な方法です。
ただし、ひと手間かけてください!
白い紙を用意して、その紙に包んで処分してください。
白い紙に包むという行為は、浄化とお清め効果があるとされています。
3.ご自宅のお庭等で燃やす
広いお庭のある家や燃やせる場所が近くにある方のみ可能な方法となります。
ちなみにホームセンター等では、自宅焼却用の小さなドラム缶も販売していますよ。
4.川に流す
七夕らしいですが、現在では環境問題の観点でほとんど行われておりませんm(__)m
地方では行われているところもあるようですが、あまりおすすめできません。
七夕飾りを燃やした灰は肥料になるくらいですから、この灰を流すのはありですけどね。
5.短冊のみアルバムにファイルしてとっておく
子供たちの成長の記録としてとっておくのもいいですよね。飾りつけした飾りも一緒に可愛くファイルすると、もっと記念になりますよね!
大きくなって、アルバムを見ながら振り返る時に楽しい会話になりそうです。「あの時、こんなこと書いてたんだ!こんな願いがあったんだ!可愛い~」って会話が弾みそうです♪
姉の友人の地方出身の方は、幼稚園で川に流していたって言ってました。
風情がありますが、他にも適切な方法はあるので、みなさんは現代の生活様式にあった方法を行ってくださいね。
まとめ
■七夕の短冊☆色の意味や由来は?
→七夕の短冊の色は、中国の陰陽五行説に由来し「赤・青(緑)・黄・白・黒(紫)」の五色となっています。「青=木」「赤=火」「黄=土」「白=金」「黒=水」を象徴しています。
■七夕の短冊☆願い事の書き方や作り方
→短冊の色に意味があるので、その色に合わせた願い事を書くと叶いやすいと思われます。「~になりますように」という書き方ではなく「~になっています」「~になりました」という風に現在形や未来形で書くほうがよい良いです。ハートの短冊の作り方の動画をのせていますのでご覧くださいね。
■七夕の短冊☆処理する5つの方法
→神社のお焚き上げに持参する、自宅で燃やすなどありますが、一番手頃なのは、白い紙に包んで可燃物のゴミに出すのがよいです。
短冊の色に意味があったり、願い事の書き方にもコツがあったりして、七夕は子供の行事だと思っていましたが、大人も楽しめますね。
七夕や夏のお祭り関連記事です
夏もイベントが続きますので、日本文化に触れて楽しんでくださいね!